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0.2秒で顔認証+発熱者検知 マスク着用の判定も アイリスオーヤマが新製品
顔認証と発熱者検知が同時にできるカメラをアイリスオーヤマが7月1日に発売する。検知速度は0.2秒、顔認証精度は99%と「業界最高クラス」としている。
アイリスオーヤマは、顔認証と発熱者検知が同時にできるカメラ「顔認証型AIサーマルカメラ」を7月1日に発売する。検知速度は0.2秒、顔認証精度は99%と「業界最高クラス」としている。価格は25万円(税別)。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、さまざまな施設で検温が行われている。同社が以前から販売している、非接触で発熱検知できるAIサーマルカメラは、当初計画の約2倍売れているという。
新製品は、AIを使った顔認証と発熱検知が同時にでき、設定より高い体温の人や、事前登録していない顔を検出した場合は、画像と音声アラートで通知する。
また、マスク着用者だけ入場を許可する「マスク着用強制モード」や、出退勤登録できる「勤怠モード」も搭載しており、勤怠管理にも使える。
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