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TOHOシネマズにソフトバンクのAI検温システム導入 感染症対策で
ソフトバンクは感染症対策として、TOHOシネマズの映画館に顔認識AI搭載の検温システムを納入すると発表した。
ソフトバンクは6月2日、TOHOシネマズが運営する映画館に顔認識AI搭載の検温システム「SenseThunder」を納入すると発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大防止として、来場者の検温に活用されるという。
SenseThunderはソフトバンク子会社の日本コンピュータビジョン(東京都千代田区)が開発した技術。AIによる顔認識で額の位置を特定し、サーモグラフィーカメラで肌の温度を測定。AIが肌の温度と室温などを考慮して体温を推定する。
TOHOシネマズには小型モデルの「SenseThunder-Mini」を導入。マスクを付けた状態でも0.5秒で体温を測れ、推定精度は誤差0.4度程度という。
TOHOシネマズは政府の緊急事態宣言発令を受け、4月から映画館を休館していたが、6月5日には東京も含めた全ての地域で感染症対策を行った上で営業を再開する。
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