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LINE上で動く「ミニアプリ」、登録受け付けスタート 注文アプリなどLINE内に集約
LINEが「LINE」アプリ上で企業が自社サービスを展開できるWebアプリケーション「LINEミニアプリ」の登録を受け付け始めた。
LINEは7月2日、「LINE」アプリ上で企業が自社サービスを展開できるWebアプリケーション「LINEミニアプリ」の登録を受け付け始めたと発表した。来店予約システムや会員向けサービスなどをLINEアプリ内で提供できるようにする。
LINEミニアプリは、LINEのホーム画面にある「サービス」ボタンからアクセスできるアプリケーション。企業はLINEミニアプリで予約や商品の注文、決済、会員証サービスなどの機能を提供できる。ミニアプリの公開にはLINEの審査が必要。
ユーザーにとっては、新たにアプリをインストールすることなく各種ミニアプリを利用できるのがメリット。企業にとってはユーザーの離脱防止やリピート利用の増加が狙える他、ユーザーのLINEアカウントにひも付いた利用データを、マーケティングやサービス改善などに生かせるとしている。
300円均一ショップ「3COINS」を展開するPAL CLOSETは会員証の発行サービスをLINEミニアプリとして先行提供。スシローは来店予約や受付サービス、ジョルダンは公共交通機関の経路検索機能などをLINEミニアプリ化している。
今後は、すき家、吉野家、UCC上島珈琲などの飲食店のLINEミニアプリも登場する予定。
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