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Uber、配達サービスのPostmates買収でUber Eatsのシェアを全米2位に

Uberが、配達サービスのPostmatesを約26.5億ドルで買収すると発表した。新型コロナで需要が伸びるフードデリバリーサービスUber Eatsの強化が目的。

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 米Uberは7月6日(現地時間)、米配達サービスのPostmatesを約26億5000万ドル(約2845億円)で買収することで合意したと発表した。同社のフードデリバリーサービス「Uber Eats」と「非常に補完的である」としており、「サービスとしての配送」を強化する狙い。取引は2021年1〜3月期に完了の見込みだ。

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PostmatesのWebサイト

 Postmatesは2011年創業のカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く非上場企業。全米約4200都市の60万以上のレストランや小売り業者と提携し、食品や日用品などをユーザーに配送するサービスを展開している。

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 Uberのダラ・コスロシャヒCEOは発表文で「UberとPostmatesは特に新型コロナウイルス感染症の危機の中、われわれのようなプラットフォームは地域のコミュニティにとって非常に重要だという信念を共有してきた。(中略)PostmatesをUberファミリーに迎え、消費者、配達者、小売業者によりよい体験を共に提供していけるのを楽しみにしている」と語った。

 Uber Eatsの4〜6月期の予約件数は、新型コロナの影響もあり、前年の2倍以上に増加したと同氏は語った。

 米Wall Street Journalなどによると、Uber EatsとPostmatesを合わせると、米フードデリバリーサービス市場でのシェアは、Uberが買収し損ねたGrubHubを抜いて2位に浮上するという(トップはDoorDash)。

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