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ヤフオク!でうがい薬に100万円超えの入札 運営元「いたずら目的は利用制限」
ヤフオク!でうがい薬の出品に対し、いたずら目的の入札が多数行われ価格が高騰。運営元のヤフーは、購入意思のない入札と判断した場合には利用制限などを行うとしている。
ヤフーは8月5日、ネットオークションサイト「ヤフオク!」に出品されている医薬部外品のうがい薬に、いたずら目的の入札が多数行われ価格が高騰しているとして、同社が購入意思のない入札と判断した場合は入札者の利用制限などを行うと発表した。
ITmedia NEWSが確認したところ、うがい薬2本の出品に対して入札が749件、価格がメーカー希望小売価格(1本当たり)から約390倍の100万円以上になっている商品があった。
ヤフーは法令と医薬品に関する自社のガイドラインに基づき、医薬品に該当するうがい薬は見つけ次第、削除しているという。医薬部外品のうがい薬についても、市場価格と比べて社会通念上の範囲を超える量や価格の取引などは削除対象にするとしている。
同社は出品者に対し、うがい薬を必要とする人が必要な量を確保できるよう配慮するなど冷静な行動を取るよう呼び掛けている。
大阪府や医療機関などが8月4日に開いた共同会見で、ポビドンヨードを配合したうがい薬の新型コロナウイルス感染症への影響について言及。直後からヤフオク!などネット上の個人間取引サイトでは、医薬品医療機器等法で無許可販売が禁止されている医薬品うがい薬「イソジン」などの出品が相次いだ。
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