ニュース
ソフトバンク販売代理店に是正命令 本人確認不十分のまま回線契約198件
総務省は、ソフトバンクの販売代理店などを運営するProvigentとライト通信が、十分な本人確認を行わずに消費者と回線契約を結んでいたとして是正命令を行った。
総務省は9月11日、ソフトバンクの販売代理店などを運営するProvigent(東京都千代田区)とライト通信(大阪市)が、十分な本人確認を行わずに消費者と回線契約を結んでいたとして是正命令を行ったと発表した。
同省によると、Provigentは2013年9月から18年8月まで、法に定められた方法での本人確認を行わず、61件の回線契約を結んでいた。ライト通信は17年1月から7月の間、同様に137件の回線契約を結んだ。
同省はこれらの行為が携帯電話不正利用防止法第3条第1項、2項に違反するとして是正を求めた。ソフトバンクと、回線契約業務を再委託したメンバーズモバイル(東京都豊島区)にも代理店への監督を徹底するよう指導した。
関連記事
- 「あれがドコモショップのリアル」──“クソ野郎”事件はなぜ起きたのか 現役店員が漏らした本音
ドコモショップに行った客が受け取った書類に、「クソ野郎」などと書かれていたことが話題に。問題の店員はなぜ客をそう形容したのか。現役のドコモショップ店員が語った。 - どんなときもWiFi、通信無制限プラン終了へ 「無制限での提供は不可能」
グッド・ラックが、通信無制限をうたう「どんなときもWiFi」の無制限プランの提供を終了すると発表した。事業の採算上サービスの継続が難しいと判断した。 - ソフトバンク、コロナ禍の春は「うまく乗り切れた」 「秋から5Gスマホ祭り」と宮内社長
ソフトバンクが2021年3月期第1四半期の連結決算を発表。宮内謙社長は売上高の大幅な落ち込みを予想していたが、テレワーク需要の影響やeコマースの好調で増収を維持できたとしている。秋からは5G端末の展開を本格化するという。 - ソフトバンクグループ、400億円の申告漏れ 「経費の計上時期がずれたため」
ソフトバンクグループが、東京国税局から400億円の申告漏れを指摘されていたことを明らかにした。申告漏れの原因は経費の計上タイミングずれで、修正済みという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.