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無料版「Google Meet」、来年3月末まで時間無制限に
GoogleのWeb会議サービス「Google Meet」の無料版での会議時間は9月30日で60時間制限になる予定だったが、来年3月31日まで上限24時間が延長される。コロナ禍下で迎えるホリデーシーズンに活用してほしいとしている。
米Googleは9月29日(現地時間)、コロナ禍対策として4月末から開始し、9月30日に終了する予定だったWeb会議サービス「Google Meet」の無料版での時間無制限を、2021年3月31日まで続けると発表した。
4月末に無料版Meetの提供を開始した段階では、1回のミーティングの時間は9月30日までは無制限で、その後は60分に制限するとしていた。無料版は有料版と異なり、時間無制限といっても24時間という上限があるが、実際に24時間使うケースはほぼなさそうだ。
「旅行もなかなかできず、家族にも会えないホリデーシーズンを迎えることを見据えて、Meetで連絡を取り合う人々を引き続き支援したい」という。
Googleは前日、有料版のGoogle Meetにノイズキャンセル機能を追加したと発表した。日本ではまだ利用できないが、これを有効にすると、キーボードを叩く音やドアの開閉音、近くの建設現場の音などを除去できるようになる。
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