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トランプ大統領、退院に際し「コロナを恐れるな」とツイート
新型コロナに感染し、入院していたドナルド・トランプ米大統領がホワイトハウスに復帰した。担当医師は完全に治癒したわけではないとしているが、トランプ氏は「コロナを恐れるな。トランプ政権下で素晴らしい治療が開発された」とツイートした。
新型コロナウイルス感染症に感染し、入院していたドナルド・トランプ米大統領は10月5日午後6時半(米東部時間)、ウォルター・リード陸軍病院を退院し、ホワイトハウスに戻った。同氏は入院中も多数ツイートし、退院の発表も自らツイートで行った。そのツイートでは、「コロナを恐れるな。コロナに人生を支配させるな。トランプ政権の下、われわれは本当に優れた医薬品や治験を得た。私は20年前より気分がいい!」としている。
ホワイトハウス到着後のツイートでは、米New York Postの記者、ミランダ・デバイン氏の記事から「大統領が選挙戦に復帰すれば、彼は民主党がしかけた汚い罠だけでなく、中国ウイルスにも打ち勝った無敵のヒーローになるだろう」というテキストを引用したり、専用ヘリでホワイトハウスに降り立ち、バルコニーに立つ自分の映像を勇壮なBGMとともに配信した。
その後投稿した動画でも、「コロナを恐れるな。米国には素晴らしい医療があり、間もなくワクチンも提供する」とマスクをせずに繰り返した。
トランプ氏の医療チームのショーン・コンレイ医師は同氏退院の発表で、退院の条件は満たしたが、完全に治癒したわけではないと語った。
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