「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」を運営するユー・エス・ジェイ(USJ)は10月7日、新エリア「SUPER NINTENDO WORLD」を2021年春に開業すると発表した。20年夏までの開業を目指していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い延期していた。
SUPER NINTENDO WORLDは、任天堂のゲームの世界観を再現したエリア。カートレースゲーム「マリオカート」や、マリオシリーズに登場するキャラクター「ヨッシー」の背中に乗ってゲームの世界を巡るアトラクションなどを提供する。
ゲーム内のギミックを現実世界で楽しめる仕掛けも用意。スマートフォンアプリと連携する有料のリストバンド「パワーアップバンド」を装着し、エリア内に設置されたブロックを叩くと、アプリ上でアイテムやコインを取得できる。
ゲームやアトラクションの他、ショップやレストランを含む複合エリアになるという。
SUPER NINTENDO WORLDはUSJが新たな目玉として17年から開発し、投資額は約600億円に上る。
同エリアの開業に先駆け、マリオシリーズの世界観を表現した「マリオ・カフェ&ストア」を16日に園内のハリウッド・エリアにオープンする。キャラクターの「マリオ」「ルイージ」などをイメージしたメニューやグッズを販売する。
動画が取得できませんでした
関連記事
- USJ、任天堂エリアの詳細発表 スマホ連携のリストバンド活用 「ハテナブロック」叩くとコインがもらえるイベントも
USJ運営元が、「SUPER NINTENDO WORLD」の最新情報を発表。「スーパーマリオ」シリーズでおなじみの障害物「ハテナブロック」をエリア内に配置し、来園者がたたくとコインがもらえるアクティビティーなどを行うという。 - 任天堂エリアのオープン控えるUSJ、アルバイト・パートを2500人採用へ 過去最大規模の募集
任天堂エリアの開業を2020年夏に控えるUSJが、アルバイト・パートの採用を強化する方針を発表。現在は合計で約9000人だが、今後2500人を新たに採用する。今回の採用活動は「過去最大規模」という。 - リストバンドは“魔法の鍵”──ウェアラブル端末が変える、テーマパークの姿
USJが新エリア「SUPER NINTENDO WORLD」に、スマホ連携するリストバンドを導入すると発表しました。こうしたウェアラブル端末の導入は、テーマパークをどう変えるのか。ディズニーの先行事例から探っていきましょう。 - USJの世界最大“歩けるVRアトラクション”、第1弾は「モンスターハンター」に 3月20日から
USJ内にオープンするフリーウォーク型のVRアトラクション施設の第1弾コンテンツが、カプコンの人気アクションゲーム「モンスターハンター」になるとカプコンが発表した。 - ディズニーのテーマパークがVRを目指さない理由
世界のテーマパークではVRを活用したアトラクションが増えてきている。しかし、VRアトラクションを定着させることは難しい?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.