「自然に起きる」ためのライト、フィリップスが発売
フィリップスが音と光で就寝と目覚めをサポートする照明器具「SmartSleep ウェイクアップ ライト」を発売する。価格は1万4960円(税込)。
フィリップス・ジャパンは11月16日、音と光で就寝と目覚めを支援する照明器具「SmartSleep ウェイクアップ ライト」を発表した。価格は1万4960円(税込)。26日からAmazon.co.jpや公式オンラインストア楽天市場店で販売する。
目覚ましやFMラジオが付いたコンパクトなベッドサイド用ライト。LEDライトの調光・調色機能を利用して太陽光を再現した。
「朝日や夕日は、色温度が2000K(ケルビン)から徐々に上がっていく。これを参考に1500Kから2800Kの間で変化する照明を作った。例えば起床時には赤っぽい色から徐々に太陽光に近い色に変化する」(フィリップス、マーケティング部の久保和也副部長)という。
起床時間をセットすると、10〜20分前から徐々にライトが明るくなり、野鳥のさえずりや波音といったヒーリング音源が流れ始める。音量も徐々に上がり、音と光の刺激で穏やかに目覚められるという。
就寝前には読書灯やFMラジオとして使える他、消灯時には日没のようにライトを徐々に暗くして気持ちをリラックスさせる。照度は最大300LX(ルクス)と高くはないため、顔から45cm程度の距離に設置することを推奨している。
ウェイクアップライトは、2019年にフィリップスが発売した「SmartSleepヘッドバンド」に続くスリープテック商品の第2弾。「日本は主要先進国で最も睡眠時間が短いといわれ、コロナ禍ではストレス等による睡眠の質の悪化も指摘されている。ウェイクアップライトで“起こされる”から“自然に起きる”に変えることが、睡眠の改善につながる」としている。
関連記事
- 睡眠不足を解消するヘッドギア「SmartSleep」を試して分かったこと
フィリップスの睡眠支援ウェアラブルデバイス「SmartSleep」を試用した。ヘッドギアのような外観は大げさに見えるが、実際の使い勝手や効果はどうか。 - 電動ファン付きマスク、フィリップスが発売 呼吸が楽でメガネも曇らない
フィリップス・ジャパンが電動ファンが付いた高機能マスク「フィリップス ブリーズマスク」を発売する。息苦しさやメガネの曇りを解消。顎のラインを美しく見せる効果も期待できるという。 - いびきを止めるベッド、パラマウントベッドが開発中
パラマウントベッドは、就寝中の“いびき”を検知し、自動的に抑制する寝具を開発している。2021年度中に製品の第1弾を市場投入する計画。 - カルビーが睡眠サポート食品を発売 口の中で溶かすだけ クラウドファンディング始まる
カルビーは、睡眠サポート食品「にゅ〜みん」をクラウドファンディングサイト「Makuake」で先行予約販売を始めた。クチナシ由来の「クロセチン」を含み、寝る前に1枚食べると睡眠の質を高めるという。 - ボーズの睡眠サポートイヤフォン、1年ぶりに復活 「Sleepbuds II」発売へ
ボーズは睡眠サポートイヤフォン「Sleepbuds II」を10月29日に発売する。1年前に電源周りのトラブルで販売を打ち切った「Bose noise-masking sleepbuds」の後継機。 - 腕時計型だから歩数や睡眠時間も計測できる オムロンのウェアラブル血圧計
オムロン ヘルスケアのウェアラブル血圧計「HeartGuide」を試用して1カ月。計測結果を記録するスマートフォンアプリ「HeartAdvisor」が持つ至れり尽くせりの機能とは。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.