チキンを温めるゲーミングPC、KFCが正式発表 「ネタじゃなかったの?」ネットざわつく
KFCのゲーム部門KFC Gamingが、プレイ中にフライドチキンを温めるゲーミングPC「KFConsole」を正式に発表した。
フードチェーン「ケンタッキーフライドチキン」を運営する米KFC Corporatoinのゲーム部門KFC Gamingは12月22日(現地時間)、ゲームのプレイ中にフライドチキンを温めるゲーミングPC「KFConsole」を発表した。Twitterでは「ネタじゃなかったの?」「高性能チキン温め機だ」などの声が上がっている。
KFC Gamingによると、バケツのようなフォルムの本体に特許取得済みのチキンチェンバーを内蔵。「ゲーム中にPCの熱と気流システムを利用してチキンを温め、プレイの合間に熱くてクリスピーな鶏肉を楽しめる」(KFC Gaming)としている。
KFConsoleは最大4K240fpsやVRにも対応するゲーミングPC。光の反射をシミュレーションするレイトレーシングにも対応する。CPUは米IntelのCore i7-9750H(小容積PC向けの計算ユニット「Intel Nuc 9 Extreme Compute Element」に内蔵)、SSDは米SeagateのSSD(1TB×2)、グラフィックスカードは台湾ASUS製(モデルは不明)を搭載。台湾のPCパーツメーカーCooler Masterが、PCケース「Master NC100」を基に設計やデザインを手掛けたとしている。
KFC Gamingは6月にKFConsoleのティーザー動画を公開し、今回はスペックなどを正式に発表。現時点で発売時期や価格は不明だが、海外の一部メディアによると2021年1月に詳細を発表するという情報もある。
今回の発表に対しTwitterでは「前の発表はネタじゃなかったの?」「今日はエイプリルフールなのか」「ナナメ上の発想だ」という声や、「高性能チキン温め機だ」「チキンを温めた熱でPCを酷使してしまうのか」などのツッコミが上がっている。
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