15のメッセージングサービスを1アプリで使える「Beeper」登場 Androidで「iMessage」も
Slack、Twitter、Telegramなど15のメッセージングサービスを1つの受信ボックスで利用できる新アプリ「Beeper」。月額10ドルのサブスク制で、AndroidでiMessageを利用することもできる。Fitbitに買収されたPebbleの創業者などが開発した。
米Fitbitに買収された米Pebbleの創業者で米Y Combinatorのパートナーを務めるエリック・ミジコフスキー氏は1月21日(現地時間)、新アプリ「Beeper」を発表した。15のチャットサービスをマルチプラットフォームのBeeperアプリで利用できるサブスクリプション制の有料サービスで、現在公式サイトで利用申し込みを受付中だ(日本で提供するかどうかはまだ不明だが、申し込みフォーマットには自由に国名を記入できる)。サブスクリプション料金は月額10ドル。
立ち上げ段階で利用できるサービスは、Whatsapp、Facebook Messenger、iMessage、Android Messages(SMS)、Telegram、Twitter、Slack、Hangouts、Instagram、Skype、IRC、Matrix、Discord、Signal、Beeper network(原文ママ)となっている。数週間ごとに新たなサービスをサポートするという。
アプリはmacOS、Windows、Linux、iOS、Androidで利用できる。つまりiPhoneでしか使えない「iMessage」も、AndroidやWindows PCで利用できるということだ(ただしちょっとしたギミックが必要)。
サポートするすべてのサービスのチャットプロトコルを1つの受信ボックスに統合してあり、統一されたUIで操作できる。「Matrix」と呼ばれるシステムを採用しており、いわゆる「ブリッジ」を経由して各プラットフォームに接続する仕組み。
iMessageの場合は、ネットに常時接続させておくMacか、ジェイルブレイクしたiPhoneにBeeperをインストールし、これをブリッジとして使う必要があるという。
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