速報
YouTube動画から5〜60秒抜き出してSNSで共有できる「クリップ」のα版登場
YouTubeが、動画の一部を切り取ってTwitterやメールで共有する機能「クリップ」を限定α版で公開した。クリエイターだけでなく、視聴者もクリップを作って共有できる。
米Google傘下のYouTubeは1月28日(現地時間)、動画の一部を短いクリップとして切り取り、共有する新機能「クリップ」を限定α版として公開した(WebおよびAndroidのみ)。クリップは一意のURLでTwitterなどのSNSやメールで共有できる。競合する米Amazon.comのTwitchには2016年からある機能だ。
α版の対象となったクリエイターの動画やライブ配信にはハサミアイコンが表示されるようになる。
ログインしていれば、クリエイター以外でもこのアイコンをクリックすることでクリップを作成し、共有できる。作成するクリップは5〜60秒の範囲の長さ。
面白かった部分を編集ツールで選び、最大140字のタイトルを付けて「クリップを共有」ボタンをクリックすると、共有先を選択するパネルが表示される。選択肢はFacebook、Twitter、メールなど。「埋め込む」ボタンをクリックすると動画をWebサイトに埋め込むコードが生成される。
自分のライブ配信の宣伝などに使えそうだ。以下の解説動画にもクリップアイコンが付いており、実際に試せる。
関連記事
- YouTube、プレミア公開に新機能 動画予告編の公開など
YouTubeで、投稿者が指定した日時に動画をライブ配信のように公開でき、視聴者がリアルタイムにコメントできる「Premieres」(プレミア公開)に3つの機能が追加される。 - YouTube、音声広告のβ版をスタート 動画再生中に“画面を見ない人”向け
動画を見ずに音声だけを聴く層に向けたYouTubeの広告枠が追加された。 - YouTubeアプリ、上にスワイプで全画面など、複数のUI改善
モバイル版YouTubeアプリで、全画面への切り替えや字幕のオン/オフなどの複数のユーザーインタフェースが改善される。 - YouTube、チャプター区切りが可能に 長い動画でも目的のシーンにすぐ飛べる
YouTubeで動画にチャプターを追加できるようになった。クリエイターがチャプターを切っておいてくれれば、長い動画でも見たいシーンを探してそこだけ見ることも可能だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.