速報
Hyundai、四足歩行もできる自動運転四輪駆動小型車「TIGER」発表
Hyundai Motor Groupが、四足歩行もできる四輪駆動小型車「TIGER(Transforming Intelligent Ground Excursion Robot)」を発表した。宇宙探索や災害時の医薬品配送などを想定している。
韓国Hyundai Motor Groupは2月9日(現地時間)、四足歩行もできる四輪駆動小型車「TIGER(Transforming Intelligent Ground Excursion Robot)」を発表した。月面やジャングルなど複雑な地形を多様な貨物を積んで走行するよう設計されている。
車輪で走行し、障害物があると車輪を足のように伸ばして乗り越える。360度の方向制御が可能で、軽量なため、ドローンで目的地まで運べる。科学探査の他、災害時の食料品や医薬品の配達に利用できるとしている。
Hyundaiは昨年12月、ソフトバンクからロボット企業Boston Dynamicsを買収したが、TIGERを手掛けたのはカリフォルニア州マウンテンビューに拠点を置く同社傘下のNew Horizons Studio。設計では米Autodeskと提携した。
動画が取得できませんでした
関連記事
- ソフトバンクG、犬型ロボのBoston Dynamicsを売却 韓国Hyundaiに約915億円で
ソフトバンクグループが、傘下の米Boston Dynamicsを韓国Hyundai Motor Groupに売却する。株式の80%を約8億8000万ドル(約915億円)で売却し、取引は2021年6月までに完了する見込み。 - トヨタ、Auroraとロボタクシー製造で提携 年末にはテスト開始へ
トヨタ自動車、デンソー、自動運転システムの新興企業Aurora Innovationがロボタクシー(自動運転車によるタクシーサービス)向け車両開発・量産で提携した。Auroraのシステムを搭載するトヨタのミニバン「Sienna」をUberなど向けに量産する計画。 - Boston Dynamicsの犬型ロボ「Spot」、Ford Motorの工場で働く
Ford MotorがBoston Dynamicsの四足歩行ロボット「Spot」2台をリースし、工場改築に必要なスキャンデータ収集に活用する。これまで2週間かかった作業が、Spot2台で1週間に短縮できる見込みだ。 - トヨタとJAXA、月面探査ローバを共同開発 「厳しい環境」、自動運転で走破
トヨタ自動車とJAXAが、月面探査に使用する有人与圧ローバを共同開発する。トヨタの自動運転技術、次世代燃料電池などの知見を生かす。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.