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ワイモバ、eSIMを提供開始 3月17日から
ソフトバンクがサブブランド「Y!mobile」で、SIM単体で契約するユーザー向けに、17日からeSIMを提供すると発表。料金プラン「シンプルS/M/L」を契約する際に、SIMカードかeSIMのどちらかを選べるようにする。既存ユーザーのeSIMへの切り替えにも対応する。
ソフトバンクは3月1日、サブブランド「Y!mobile」で、SIM単体で契約するユーザー向けに、本体組み込み型のSIMカード「eSIM」を17日から提供すると発表した。
料金プラン「シンプルS/M/L」を契約する際に、SIMカードかeSIMのどちらかを選べるようにする。既存ユーザーのeSIMへの切り替えにも対応する。メインブランドのeSIM対応は検討中という。
eSIMは通信に必要な契約情報などを遠隔で電子的に書き込めるSIMカード。従来の物理的なSIMカードとは異なり、カードの抜き差しが発生しない。SIMカードの郵送が必要ないことから、オンラインの新規契約でも最短1時間ほどで通信サービスを利用できるようになるという。
eSIMを巡っては、総務省が2020年10月に発表したアクションプランの中で、消費者が契約する携帯事業者を自由に選べるような環境を整えるため、eSIMを活用するよう明記した。
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