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Facebook、3万5000人体制のフェイク対策 3カ月で13億の偽アカ削除
3月25日の誤情報に関する公聴会を前に、Facebookがフェイク対策について説明した。モデレーター3万500人体制で取り組んでおり、昨年10〜12月に13億の偽アカウントを削除したとしている。
米Facebookは3月22日(現地時間)、プラットフォーム上の誤情報対策について説明した。現在対策に3万5000人以上が従事しているという。
この数字には、パトーナー企業のモデレーターを含むとみられる。2019年2月時点では約1万5000人だった。
同社は、昨年10月から12月までに13億の偽アカウントを削除し、世界の専門家が誤情報だとしてフラグを立てた新型コロナ感染症とそのワクチンに関するコンテンツ1200万件以上を削除した。
2月には新型コロナ関連の誤情報に関する方針を発表している。
米連邦議会下院エネルギーおよび商業対策委員会は25日に「偽情報国家:過激主義と誤報の促進におけるソーシャルメディアの役割」という公聴会を予定している。この公聴会には、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO、米Googleのスンダー・ピチャイCEO、米Twitterのジャック・ドーシーCEOがオンラインで参加する予定だ。
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