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スクエニ、中央大学でゲーム制作の講義 社員がプログラミングやAI開発を解説
スクエニが、ゲーム制作に必要なプログラミングやAI開発をを教える講義を、中央大学で行う。ローカライズや品質管理の仕事内容なども教えるという。
スクウェア・エニックス(スクエニ)は4月8日、ゲーム制作に必要なプログラミングやITインフラ、AI開発を教える講義を、中央大学で行うと発表した。2021年9月から国際情報学部の科目として提供する。
講義では、スクエニの社員がゲーム開発の専門知識を全13回に分けて解説。プログラミングやITインフラ、AI開発に加え、ローカライズや品質管理、プロモーションの仕事内容などを教える。
スクエニと中央大学は今後も教育分野で協力を続けるとしている。スクエニは19年にも東京藝術大学ゲームコースに講師を派遣するなど、人材育成に取り組んでいる。
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