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Clubhouse、米大手VC主導のシリーズCラウンド増資 クリエイター支援とスケーリングにフォーカス
ClubhouseがシリーズCラウンドの資金調達を完了したと発表した。1月の増資と同様、Andreessen Horowitz主導で調達額は非公表。
米音声チャットプラットフォームのClubhouseは4月18日(現地時間)、米VC大手Andreessen Horowitz主導のシリーズCラウンドの資金調達を完了したと発表した。調達総額は公表されていない。米Reutersはこの件に詳しい情報筋の話として、この増資による企業価値は40億ドルと報じた。
Andreessen Horowitzのアンドリュー・チェン氏は「クリエイター、スケーリング、収益化にフォーカスする」とツイートした。Cラウンドには、DST Global、Tiger Global、Elad Gilが参加した。
Clubhouseは1月にシリーズBラウンドの増資を行ったばかりだ。同社はこの増資以来、サービスが予想よりも早く拡大したため、チームの規模を4倍にし、インフラを安定させ、クリエイターの収益化サービスをβリリースし、Androidアプリの準備を整えたと語った。
今回の増資では、チームをさらに拡大して国際的な成長を目指し、ローカリゼーションとアクセシビリティに投資し、クリエイター支援機能を充実させていくとしている。
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