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これぞ一眼レフ ペンタックス「K-3 III」で味わうファインダーをのぞく楽しさ:荻窪圭のデジカメレビュープラス(4/5 ページ)
2021年春、久々に一眼レフらしい一眼レフが登場した。リコーイメージングのPENTAX「K-3 Mark III」だ。
夜の公衆電話をISO12800で。
さらにF8まで絞って手持ちの夜景撮影。さすがにISO51200まであげるとノイジーだけど、手持ちでシャッタースピードを上げたい、あるいは絞り込んで撮りたいとき。
で、さっき「いくらでもISO感度を上げられる」と書いた。さすがに「いくらでも」はないけれども、最高でISO160万まで指定できるのだから、過言じゃないんじゃないだろか。
まあ実用になるかといわれるとアレだけれども、高感度時の写りを感度を変えながら撮影し、中央部を切り出して並べてみた。さすがにISO160万が必要なシチュエーションってなかなか思いつかないけど。
続いて、50mm F1.4のHDコーティングスターレンズ。ハイエンドレンズでのポートレートだ。フルサイズ用のレンズだがK-3 IIIにつけると77mm相当のほどよい中望遠レンズになる。
絞り開放で撮ってもボケがきれいで素晴らしい。フォーカスには気をつけなきゃいけないけど(大きくフォーカスが外れたカットがあったので等倍でチェックしたら風であおられた髪の毛数本に来てた)。
最後は望遠レンズで。
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