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マッチングサービス各社が米連邦政府とコロナワクチン促進で協力
TinderやOkCupidなどの米マッチングサービス各社がホワイトハウスと協力。コロナワクチン接種を促進していく。プロフィールに「ワクチン接種済み」バッジを表示したり、フィルター条件に接種済みを追加したりする。
米連邦政府の新型コロナ対策チームは5月21日(現地時間)、米国でサービスを提供しているマッチング(出会い系)サービス企業と協力し、若者にワクチン接種を奨励していくと発表した。Bumble、Tinder、Hinge、Match、OkCupid、BLK、Chispa、Plenty of Fish、Badooなどが協力する。これらのサービスは米国で5000万人以上が利用している。
例えばOkCupidでは、プロフィールにワクチン接種済みバッジを表示する。同社によると、バッジを表示するとマッチングの可能性が14%高くなるという。
バッジの表示の他、ワクチン接種済みの人だけを表示するフィルターの追加や、ワクチン接種済みと登録するとプレミアムコンテンツが表示できるようになるとしている。
このキャンペーンは数週間以内に開始され、独立記念日の7月4日まで続ける。ジョー・バイデン米大統領は11日、7月4日までに米国民の70%にワクチン接種を実施するという目標を掲げた。
米連邦政府はライドシェアリング大手のUberとLyftとも協力し、最寄りのワクチン接種会場までの無料ライドを提供することも発表している。
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