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ローソン、食品の値引き額をAIで算出 まずは東北で、2023年度までに全店展開

ローソンは6月22日から、AIで商品の値引き推奨額を算出する実証実験を東北地区の一部店舗から順次開始している。対象商品は食品で、食品ロスの低減を目指す。

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 ローソンは6月22日、おにぎりや弁当など食品ロスの多い商品の値引き額をAIで決める実証実験を始めた。まずは東北地方の一部店舗で実施。2023年度までに全店での導入を目指す。


値下げの対象商品はおにぎりや弁当、すし、調理パンなどの食品

 天候や在庫数といったデータを基に、AIで商品ごとに値引き額を算出。その数値を基に、店員が値引きシールを貼り付ける。対象商品は弁当やおにぎりに加え、パン、すしなど。

 ローソンではこれまで、値引き額や安くする商品、シールを貼るタイミングなどを店舗ごとの判断に任せていた。しかし、従来の方法では食品ロスが起きやすかったといい、AIを活用することでそのリスクを減らすとしている。


値引き推奨画面のイメージ

 ローソンは15年にも発注数の判断にAIを活用するシステムを導入している。同社は今後も、環境への負担を減らす取り組みにデジタル技術を活用する方針。

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