速報
Facebook、Twitterに続いてニュースレターサービス「Bulletin」始動
Facebookが、Twitterに続いてニュースレターサービスを開始した。まずは米国の一部のクリエイターが配信を開始した。有料配信も可能で、その場合立ち上げ段階では手数料無料だ。
米Facebookは6月29日(現地時間)、ニュースレター配信サービス「Bulletin」を米国で立ち上げたと発表した。最近立ち上げたPodcastとLive Audio RoomをこのBulletinに統合し、「Facebookをクリエイターにとってよりよい場所にしたい」としている。
まずは新プラットフォームのテストとして、米国の少数のクリエイターがニュースレター配信を開始した。将来的には世界中のジャーナリストが参加する予定。
ニュースレターは無料にも、サブスクリプション制にもでき、立ち上げ段階ではFacebookは手数料をとらず、収益の100%がクリエイターのものになる。
Bulletinの製作者独自のブランドで独立したWebサイトを開き、ロゴやカラーパレットでカスタマイズできる。Bulletinのコンテンツは、Facebookニュースやニュースフィードに表示することで読者を増やせる。サブスクリプション制を選んだ製作者は、自身のFacebookグループを立ち上げて会員との会話をホスティングしたりすることもできる。
ニュースレターサービスは、米Twitterが既に提供している。同社は1月にニュースレターサービスのオランダRevueを買収し、Twitterのプラットフォームに統合した。こちらの手数料は5%だ。
関連記事
- Facebook、有料イベントなどの手数料無料を2023年まで継続 ザッカーバーグCEOが発表
米FacebookのマークザッカーバーグCEOがFacebook上で有料オンラインイベントを行える機能などを使う際の手数料を、引き続き2023年まで無料にすると発表。 - Instagram、クリエイターの収益化を強化 ライブで100ドル以上支給も
Facebookは傘下のInstagramでクリエイターの収益化を支援する複数の新サービスを発表した。「バッジ機能」を使ったライブ配信で所定の条件を満たすと100ドル以上支給される。個人アカウントでのショップ機能も利用可能になる。 - Facebook、Clubhouseクローンや音声クリップ、Podcastなど音声関連サービスを発表
FacebookがClubhouseのクローンサービス「Live Audio Rooms」を発表した。Clubhouseと異なり、録音してPodcastとして配信もできる。投げ銭や入室課金などクリエイター支援機能もある。 - Twitter、ニュースレター配信のRevueを買収 クリエイターの収益化を支援
Twitterがニュースレター配信サービスを手掛けるRevueを買収した。TwitterとRevueがシームレスにつながることで、例えば多数のフォロワーを擁するクリエイターはRevueで長文のニュースレターを配信し、Twitter上で購読者を募ることができるようになる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.