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電通とTwitter Japanが連携 イラストやマンガ動画を使った広告作成サービス開始
電通はTwitter Japanと連携し、Twitter向けにオリジナルイラストや漫画ベースの動画を作成する広告サービス「Twillust」(ツイラスト)の提供を始めた。顧客企業のマーケティング課題を分析し、Twitterに特化した広告コンテンツを作成する。
電通は7月1日、Twitter Japanと連携し、Twitter向けにオリジナルイラストや漫画ベースの動画を作成する広告サービス「Twillust」(ツイラスト)の提供を始めた。
電通グループの横断組織「Dentsu Japanimation Studio」(電通ジャパニメーションスタジオ、以下DJS)が事業を担当する。イラストや漫画制作を手掛ける企業と連携し、顧客企業のマーケティング課題を分析。各企業のマーケティング戦略を立案した上で、Twitterに特化したイラストや漫画、漫画ベースの動画をコンテンツとして提供する。「Twillust」は米Twitter社が登録出願中の商標。電通は同社と独占ライセンス契約を締結したという。
DJSはこれまでも有力アニメスタジオと提携し、国内外の企業・団体のブランディングのため、30秒〜3分のアニメーション広告をプロデュースしてきた経験を持つという。新サービスでは通常のアニメーション制作よりも短期間・低予算でコンテンツを制作できるという。
電通は今後、企業の公式Twitterアカウントのフォロワーが好むイラストをAIで自動生成するサービスも開発するとしている。
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