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Windows 11プレビュー版を装ったマルウェア多数 「Microsoft公式からの入手を」 Kasperskyが注意喚起
KasperskyはWindowsの新OS「Windows 11」マルウェアがインターネット上に多数登場していると指摘。Microsoftから公式な方法で入手するよう呼びかけた。
Windows 11のプレビュー版はMicrosoft公式からの入手を――ロシアのKasperskyは7月23日、同社の公式ブログでこんな注意喚起を出した。Windows OSの新バージョン「Windows 11」を装ったマルウェアをインターネット上で確認しているためだ。
同社がWindows 11関連で既に確認したマルウェアは数百件。具体的には「トロイの木馬」やユーザーのパスワードを盗む「パスワードスティーラ」、PCの脆弱性を攻撃する「エクスプロイト」、無駄な広告を表示するアドウェアなどが含まれているという。
ユーザーが偽のWindows 11ダウンローダーと気付かず実行すると、本物のWindowsインストールウィザードのような画面が表示されるが、実際には別のファイルをダウンロードするのが目的という。別の実行ファイルでは、多くの人はライセンス契約の内容を読まずに同意してしまうため、マルウェアがインストールされるとしている。
Windows 11のプレビュー版は「Windows Insider Program」に登録し、要件を満たすWindows 10搭載のPCがあれば誰でも試せる。
Windows 11の正式版のリリースについて、Microsoftは「2021年中」としている。
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