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“スマートばんそうこう”で傷口を監視 スマホと連携、グラスゴー大学が開発:Innovative Tech(2/2 ページ)
ばんそうこうの下の傷口の具合を、はがさずに知ることができる。
NFCタグは、センサーからのデータをスマートフォンアプリに無線送信するのに使う。NFC技術の利点は、センサーに必要な電力を離れた場所のNFCリーダーが生成する電磁場で得られ、バッテリー不要での通信が可能なところ。装着してもかさばらないデバイス作成が可能だ。
傷口にはまず市販の創傷被覆材を貼り、その上にスマートばんそうこうを敷き、一番上を医療用テープで固定する。
今回使ったゆがみセンサーは、呼吸の際に胸を張るような伸縮も検出する。呼吸のモニタリングと体温測定を組み合わせれば、ぜんそくやCOVID-19の検出などに活用できる可能性があるとしている。
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通常は爪に張り付いているが、触る場面になると指の腹に移動する触覚センサー。
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