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どこまで聞こえる? “耳年齢を測る”パナのサイトが話題 「端末によって聞こえ方変わる」の声も
「耳年齢を測る」とうたうパナソニックのWebサイトが話題だ。聞こえる音の周波数によって、耳年齢を「20代」から「60代」まで分類。その精度は?
「“耳年齢”を測る」とうたう、パナソニックのWebサイトが注目を集めている。「20代」から「60代」まで、世代ごとに設定された周波数の音を再生し、聞き取れた音から“耳年齢”を推定する仕組みだ。
2年ほど前に公開されたサイトだが、「子どもたちが聞こえると言っている『20代』の音が、私には聞こえない」と、一般のユーザーが8月22日にTwitterに投稿。これが3万2000回以上RTされるなど話題が広がり、ここ数日、試す人が急増している。
現在22歳の記者が試してみると、PCでは「耳年齢20代」(19kHz)まで全ての音が聞こえたが、スマートフォンでは「耳年齢40代」(15kHz)からしか聞こえなかった。端末や音量によって、聞こえ方にばらつきがあるようだ。
パナソニックの補聴器サイト内にあるこのサービス。同社によると「自分で手軽に聴力を確認できるよう、2019年ごろに公開した」という。
どの端末で試せば、より正確な結果が出るのだろうか? 同社に尋ねたところ、「試す機器によってばらつきがあると確認している」が、「推奨する機器や音量、周囲の環境などは決めてない」という。
精度は「そこまで高くない」と認めつつ、「耳に問題があれば、音量を上げても聞こえない。自分の年齢より上の音しか聞こえない場合、精密な検査を考える目安になる。遊び感覚で使って、耳に異常があるか気付くきっかけにしてほしい」と話している。
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