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Suicaがカードキーになる施錠管理システム、JR東などが12月に提供 ホテルやオフィスでの活用見込む

JR東日本など3社が、交通系ICカード「Suica」や「モバイルSuica」をカードキーとして扱える施錠管理システムを12月に提供する。業務用のシステムとして、オフィスやホテル、マンションや駐車場などでの利用を見込むという。

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 JR東日本など3社は8月30日、交通系ICカード「Suica」やスマートフォンアプリ「モバイルSuica」を鍵として扱える施錠管理システム「Suicaスマートロック」を12月から提供すると発表した。業務用のシステムとして、オフィスやホテル、マンションや駐車場などでの利用を見込む。

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「Suicaスマートロック」のイメージ

 他社製カードリーダーの一部をSuicaなどで開錠できるようにする他、専用のリーダーも開発予定。鍵になるSuicaやモバイルSuicaの登録は専用サイトで行える他、入退室のログを外部のクラウドサーバに保存できる機能も搭載する。システム利用料は未定だが、月額4000〜5000円程度を想定しているという。「PASMO」や「ICOCA」など他のICカードも鍵として登録可能にする予定。

 開発には、Suicaの技術開発を手掛けるJR東日本メカトロニクス(東京都渋谷区)と、入退室管理システムの開発を手掛けるアート(東京都品川区)が協力。今回のシステムは、JR東日本メカトロニクスのID認証システム「ID-PORT」とアートの入退室管理システム「ALLIGATE」(アリゲイト)をベースに開発したとしている。

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