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医療用機器販売のムトウ、社内サーバがランサムウェア被害に 影響範囲は非公開
医療用機器の販売などを手掛けるムトウが不正アクセスを受け、社内サーバがランサムウェアの被害に遭った。8月31日の朝に外部からの不正アクセスを確認したという。
医療用機器の販売などを手掛けるムトウ(札幌市)は8月31日、社内サーバが不正アクセスを受け、ランサムウェアの被害に遭ったと発表した。8月31日の朝に外部からの不正アクセスを確認したという。被害範囲は公開していない。
同社は、影響があった範囲を調査、特定し、被害が確認されたサーバの停止とネットワークの遮断などを実施。外部の専門家を含む対策チームを社内に設置し、復旧作業を進めているという。
関係省庁や警察へも届け出を行っており、新たな情報が分かり次第発表するとしている。
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