品切れだったラズパイ内蔵キーボード「Raspberry Pi 400」日本語版、販売を再開 9790円
品切れ状態が続いていたラズパイ内蔵キーボード「Raspberry Pi 400 日本語版」の単品販売をスイッチサイエンスとケイエスワイが始めた。価格は9790円。マウスや電源アダプターなどが付属するスターターキットも用意する。
スイッチサイエンス(東京都新宿区)は9月16日、マイクロコンピュータ「Raspberry Pi 4」を内蔵したキーボード「Raspberry Pi 400」日本語版の単品販売を始めた。価格は9790円(税込、以下同)。7月29日からケイエスワイ(東京都台東区)が取り扱いを始めていたが、品切れが続いていた。同社でも17日から販売を再開している。
英Raspberry Pi財団が2020年11月に発表したもので、1980年代のクラシックPCにインスパイアを受けたデザインが特徴。日本語版以外に英語配列版も販売する。技適認証を受けており、無線機能も利用できる。
ケイエスワイは8月4日に初回入荷分の販売を完了。次回分は9月以降か、10月に開催される「Maker Faire」で販売すると明言していた。スイッチサイエンスは16日から販売を始めた理由を「技適認証の取得や供給の都合」と説明している。
単品販売に合わせてマウスや電源アダプター、HDMIケーブル、OSインストール済のSDカードが付属するスターターキットを用意。ケイエスワイは1万4850円で販売中。スイッチサイエンスでも取り扱うかは現時点で未定だ。
Raspberry Pi 400のプロセッサは1.8GHzのCortex-A72(ARMv8、64bit)を4コア搭載。RAMの容量は4GB。インタフェースにmicroHDMI×2、USB3.0×2、USB2.0×1、MicroSDカードスロット、ギガビット対応のEthernet端子などを備え、4K動画の再生に対応。ワイヤレス機能はWi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0をサポートする。給電ポートはUSB Type-C。サイズは286(幅)×122(奥行)×23(高さ)mm。
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