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ラズパイ内蔵のキーボード「Raspberry Pi 400」の日本版が販売開始 スターターキットはすでに売り切れ
ケイエスワイが「Raspberry Pi 400 日本版」の販売を始めた。日本語配列のキーボードにRaspberry Piを内蔵マウスや電源アダプターなどが付属するスターターキットも取り扱っている。
Raspberry Pi正規代理店であるケイエスワイ(東京都台東区)は7月29日、「Raspberry Pi 400 日本版」の販売を始めた。単品の価格は9790円で、マウスや電源アダプター、HDMIケーブル、OS書込済のSDカードも付属するスターターキットも1万3200円で取り扱っている。ただし30日現在、スターターキットは「好評につき販売可能数量に達した」として販売停止中。単品は1人1台に制限して販売を続けている。
同製品はキーボードにRaspberry Piの機能を内蔵したもので、2020年11月に英Raspberry Pi財団が発表していた。今回発売したのは、日本語配列を採用した日本向けモデルで、技適認証も受けているため、無線機能も利用できる。
プロセッサは1.8GHzの4コアCortex-A72(ARMv8、64bit)、RAMは4GB。インタフェースにmicroHDMI×2、USB3.0×2、USB2.0×1、MicroSDカードスロットなどを備え、4K動画にも対応。ワイヤレス機能はWi-Fi(IEEE 802.11 b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0をサポートする。充電ポートはUSB Type-C。サイズは286(幅)×122(奥行)×23(高さ)mm。
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