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LINEを使ったワクチン接種記録アプリ、東京都が提供 イオンなど画面提示で特典付与
東京都は、新型コロナウイルスのワクチン接種記録を登録できるアプリ「TOKYOワクションアプリ」を11月1日からリリースする。協賛企業の店頭でアプリを提示すると、さまざまな特典を受けられる。
東京都は11月1日、新型コロナウイルスのワクチン接種記録を登録できるアプリ「TOKYOワクションアプリ」をリリースした。都のワクチン接種を促す活動「TOKYOワクション」の一環で、TOKYOワクションのLINE公式アカウントと友だち登録することで利用可能。協賛企業の店頭でアプリのマイページを提示するとさまざまな特典を受けられる。
LINEでの友だち登録のあと、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類と接種記録(2回接種を証明したもの)、それぞれの画像をアップロードして同アプリの事務局の確認が済み次第、登録が完了する。利用できるのは当分の間、都民のみという。
協賛企業先での利用は11月15日から対応する予定で、値段の割引や一品おまけなどのサービスを提供するという。詳細は後日発表予定。ワクチンを打てない人向けに、3日以内に受検したPCR検査の陰性証明書の提示でも特典の取得が可能としている。
29日の発表時点の協賛企業は、イオンモールやミニストップなどイオングループから16社、他に資生堂やNEC、東急、住友不動産など14社が参加。TOKYOワクションのステッカーを掲示している店舗でも特典を受けられる。東京都では引き続き参加企業の募集を続けており、随時追加するとしている。
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