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関西電力が「エヴァ電柱」開発 Wi-Fiやワイヤレス充電内蔵、大阪万博での活用目指す
関西電力は、5G・Wi-Fiスポット機能やカメラ、街路灯、デジタルサイネージなどを搭載した「スマートポール」の実証実験を始めた。スマートポールのデザインは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をモチーフにしたという。
関西電力は1月13日、5G・Wi-Fiスポット機能やカメラ、街路灯、デジタルサイネージなどを搭載した「スマートポール」の実証実験を始めた。スマートポールのデザインは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する機体をモチーフにしているという。
スマートポールは常時、街路灯や5G・Wi-Fiスポットとして機能する他、デジタルサイネージとスピーカー、防犯カメラ、ドローンへの無線給電ポート、太陽光パネルなども備えている。停電などの非常時には独立電源として、スマートフォンのワイヤレス充電や電源供給なども可能という。
エヴァンゲリオンをモチーフに決めた理由は、電力との親和性にあるという。機体の動力源が電力であることや、作中に登場する「使徒」を倒すために日本全国の電力を集める「ヤシマ作戦」の描写など、電力に関連する内容がアニメ内でも多く登場する。加えて、スマートポールはさまざまな機能を備えるため、エヴァと同様に革新性を持つとしている。
ポールは「エヴァンゲリオン初号機」など3機の機体を基にカラーリングをした「夢洲初号柱」「夢洲2号柱」「夢洲零号柱」の3種類を作成した。
今回の実証実験では、太陽光発電によるポールへのエネルギー供給やスマートフォンへのワイヤレス充電、Wi-Fi機能の性能、塩害や風害によるポールの耐久性を検証。2025年に開催予定の大阪・関西万博での活用を目指す。
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