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Googleによるリラックスサウンド「ホワイトノイズ」の変更に多数の苦情
GoogleのNestシリーズで再生できるリラックスサウンドの「ホワイトノイズ」の変化に複数の愛用者が苦言を呈している。ループが短くなり、“継ぎ目”が分かるため、入眠しにくくなったなどだ。
米Googleのスマートホーム製品のコミュニティに1月12日(現地時間)、Nestシリーズで使っているリラックスサウンド「ホワイトノイズ」のコンテンツが変更されたという投稿があり、本稿執筆現在、コメントが160以上寄せられている。多くが以前のコンテンツの復活を求めるものだ。
リラックスサウンドは、Nestのスピーカーやディスプレイに「ねえGoogle、リラックスさせて」「環境音を再生して」などと命令すると、12時間連続で暖炉の音や雨の音などを流す機能。ホワイトノイズはその中の1つだ。
コミュニティへの投稿によると、ホワイトノイズのループが以前は1時間だったのが、約30分に短縮されたという。再生してみたところ、約10分のループになっているようだ。「森の音」など他のリラックスサウンドの多くは“継ぎ目”が分かりにくいが、ホワイトノイズの場合は10分ごとに音が小さくなることで継ぎ目が目立っている。
スレッドでは、「うちの赤ちゃんが音の変化に気づいて夜起きてしまう」とか、「音が前よりこもっている」とか「私は2年近く寝るためにこのサウンドを使ってきたが、これではうまくいかない」といったコメントが寄せられている。
オリジナルに戻してほしいという要望も多いが、本稿執筆現在、Google側からのコメントはまだない。
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