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三菱UFJ、4月から紙通帳発行に手数料、年間550円 ペーパーレス化促進のため
三菱UFJ銀行が、4月1日以降に口座を新設する利用者に対して、紙通帳を発行する場合は年間利用料550円の手数料を設ける。インターネット通帳への移行を促し、取引のペーパーレス化を進める考え。
三菱UFJ銀行は1月18日、4月1日以降に口座を新設する利用者に対して、紙通帳を発行する場合は年間利用料550円の手数料を設けると発表した。デジタルシフトへの対応や持続可能な環境・社会に向けた取り組みの一環としており、インターネット通帳への移行を促し、取引のペーパーレス化を進める考え。
3月31日までに紙通帳を利用する口座を開設している利用者や、インターネット通帳の利用者には手数料は発生しない。新設する利用料は、通帳取引の維持や管理にかかわる費用の一部に充てられるという。
みずほ銀行や三井住友銀行は2021年から、紙通帳に発行手数料を設けていた。
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