エンガジェット、TechCrunch日本版の終了を惜しむ 海外メディアの運営って結構大変という話:ヤマーとマツの、ねえこれ知ってる?(5/5 ページ)
エンガジェット日本版、TechCrunch Japanが5月1日で閉鎖すると運営元のBoundlessが発表した。海外媒体の日本版を維持する難しさをMacUserの元編集長である松尾氏が語る。
1996年の記事にアクセスできるインプレスは強い
マツ しかし、こういうネットメディアがどんどん移り変わる中で、唯一1996年から情報がアーカイブされているのがインプレスで、そこはさすがですよね。
ヤマー そうなんですよね。昔の情報を探すときに引っかかるのがやっぱりインプレスの記事で。
マツ ITmediaも比較的長くやってはいるけど、一部情報が欠けているところがあるので。
ヤマー あ、それはZDNetの買収うんぬんでですか?
マツ ですね。それだけはなくて、海外メディアからの提供記事などはExpireするんです。主要な記事は自分たちで書いておかないと抜け落ちてしまう。
ヤマー なるほど。ZDNetが買収されずにずっと運営できていたら、もっと昔からの情報も残っていたってことなんですね。
マツ そうですね。でも、そういう時のためにInternet Archiveがありまして。非常時には検索しています。
ヤマー Internet Archive本当にありがたいですよね……。
マツ しかし、人がどんどん移っていくのはいいことですよね。このヤママツ対談だって、ヤマーが会社変わらなければ実現しなかったわけだし。
ヤマー そうですね。私も入社して毎日マツさんと対談することになるとは思ってませんでしたw
マツ その意味でも、素晴らしい編集者、執筆者がまた別のところで新しいことを始めてくれたら、面白いことになるんじゃないかな。
ヤマー 本当にそうですね……。Boundlessメンバーの今後の活躍を願ってやまないです。
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