ニュース
ドコモが医療機器メーカーに 製造販売業の認可取得 AI活用サービス展開へ
NTTドコモが「第二種医療機器製造販売業」の許可を取得し、「医療機器製造業」登録をした。医療機器やサービスを自社開発・販売できるようになる。
NTTドコモは2月16日、医療サービスの提供に向け、国内MNOとして初めて「第二種医療機器製造販売業」の許可を取得し、「医療機器製造業」登録をしたと発表した。医療機器やサービスを自社開発・販売できるようになる。
同社はこれまでヘルスケア(健康管理)サービスを提供してきたが、許可の取得により、AIを活用した病気の予防、診断、治療、予後管理を目的とする医療サービスの提供にも乗り出す。ヘルスケアと医療の両分野でシームレスにサービスを展開することで、病気の早期発見や治療の機会を増やすとしている。
日本で医療機器の販売を行うには、扱う品目に応じた許可が必要。第二種医療機器製造販売業では内視鏡やMRIなどの、不具合があった場合でも人体への影響が比較的低いとされる医療機器を取り扱える。医療機器を製造する場合は厚生労働大臣による登録が必要。
関連記事
- ドコモ「迷惑メール展」開催 怪しいメール24点を対処法とともに公開
NTTドコモが、迷惑メールの実例を展示するWebサイト「迷惑メール展」を公開した。迷惑メールの文面と手口、対処法を公開している。期間は3月18日まで。 - スマートグラス「Nreal Air」3月4日発売 3万9799円 スマホとUSB接続で4m先に130インチの大画面
スマートグラス「Nreal Air」をドコモとKDDIが3月4日に販売を開始する。スマホとUSB接続することで、どこでも4m先に130インチの仮想スクリーンが楽しめるという。 - 4万円切って、堂々と人前に出られるスマートグラス「Nreal Air」がほしい!
ドコモとKDDIが3月4日に発売する「Nreal Air」が、お手頃なスマートグラスとして魅力的に思えた2人の記者が語り合います。 - 携帯3社の下り通信速度は150Mbps超、楽天モバイルは33.8Mbps ICT総研調べ
ICT総研は全国60地点でのスマートフォンの通信速度実測調査をした。下り通信速度は、KDDIが166.5Mbps、NTTドコモが164.8Mbps、ソフトバンクが153.1Mbps、楽天モバイルが33.8Mbpsと続き、楽天モバイルが他3社から大きく離される結果となった。 - 1日のドコモ障害は「IPv6シングルスタック方式」導入の影響 サーバ負荷上昇で制限
ドコモは2月1日に発生した通信障害について、「IPv6シングルスタック方式」の導入時にサーバの負荷が上昇したことが原因だったと明らかにした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.