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Chromeブラウザ安定版に11件の脆弱性修正アップデート Edgeにも
GoogleはChromeブラウザの安定版の最新アップデートの配信を開始した。バージョン100.0.4896.88で11件の脆弱性に対処する。MicrosoftもEdgeのバージョン100.0.1185.39を配信中だ。
米Googleは4月11日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」のWindows、Mac、Linux版の最新アップデート(100.0.4896.88)を向こう数日から数週間かけて配信すると発表した。
重要度「High」の8件を含む11件の脆弱性を修正する。3月25日の更新のようなゼロデイ脆弱性はないが、バグの詳細を説明するページへのリンクは「大多数のユーザーがアップデートを適用するまで」制限されている。
自動更新を待たずに手動でアップデートするには、[ヘルプ]→[Google Chromeについて]で「更新」をクリックする。
なお、米Microsoftの「Edge」のアップデートも配信されている(バージョン100.0.1185.39)。
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