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ポケトーク、ウクライナ避難民支援でAI翻訳機を寄贈 兵庫県に100台
ポケトークが、ウクライナ避難民支援に向けAI翻訳機「POCKETALK W」100台を兵庫県に寄贈する。日本語が分からないウクライナ避難民や、支援に当たる自治体やNPOの担当者に提供する。
ソースネクスト子会社のポケトークは4月20日、ウクライナ避難民支援に向けAI翻訳機「POCKETALK W」100台を兵庫県に寄贈すると発表した。
POCKETALK WはPOCKETALKシリーズのエントリーモデル。音声通訳機能や、POCKETALK Wに向かって話しかけることで、発音の正誤を確認できる言語の練習機能を備える。日本語が分からないウクライナ避難民や、支援に当たる自治体やNPOの担当者に提供する。寄贈台数は避難民や支援者の数などに応じて調整する。
日本におけるウクライナ避難民の受け入れは3月下旬からスタート。ソースネクストによると、兵庫県では避難民の来県が相次いでいるが、言語の壁が生じていることが想定されるという。
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