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GMOのNFT取引所、ヨーロッパでもサービス開始 GDPRに対応
GMOアダムが運営するNFTマーケットプレース「Adam byGMO」が、EUの「一般データ保護規則」に対応した。これにより、ヨーロッパでもNFT取引サービス提供を始める。
NFT事業を手掛けるGMOアダム(東京都渋谷区)は5月30日、同社が運営するNFTマーケットプレース「Adam byGMO」をEUの「一般データ保護規則」(GDPR)に対応させたと発表した。同日正午(日本時間)から、ヨーロッパでのサービス提供を始める。
Adam byGMOはNFT取引所として2021年8月にオープン。12月には英語に対応し英語圏でもサービスを提供していたが、GDPR未対応のためヨーロッパではサービスの利用が制限されていた。GDPR対応により、EU加盟国とアイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタイン、英国でサービスを本格展開できるようになった。
GDPRは個人情報の取り扱いについて定めたEUの法令。EUや英国でサービスを提供する場合は、Cookie利用の同意バナーの設置や情報セキュリティ対策などの対応が必要になる。
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