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新「チョロQ」はプルバック式なのにモーターで走る 「EV化の流れに着想」とタカラトミー
タカラトミー9日、モーターを搭載しながらプルバックで走り出す「チョロQ」を夏に発売すると発表した。「トヨタ86」など8種で価格は1699円。
タカラトミーは6月9日、モーターを搭載しながらプルバックで走り出す「チョロQ」を夏に発売すると発表した。「トヨタ86」「カローラレビン(AE86)」など8種のスポーツカーを各1699円で販売する。
近年の自動車電動化の流れに着想を得てモーター駆動を採用したという。ゼンマイは搭載していないが、プルバックを合図に走り出す。車体後部にコインを載せるとウィリーするなど初期のチョロQの特徴を再現した。
プルバックは1回で直進、2回でランダムターン、3回でバックスピンなど回数によって走りが変わる。5回めには「ピーッ」という電子音が鳴りプログラミングモードに移行する。
プログラミングもプルバックで行う。1回で直進、2回で「右向き小回転+直進」など4つの走行パターンを順番に入力すると5秒後に走り出し、プログラム通りに動く。同時発売のコントローラー(1500円)を使えば最大10ステップのプログラミングが行える。
チョロQは1979年に発売したプルバック式のデフォルメミニカー。車体の後ろに硬貨を載せるとウイリー走行するギミックなどで当時の子ども達に大人気となった。これまでに累計3000車種以上、累計1億5000万個以上を販売している(22年6月時点)。
2000年以降は赤外線で遠隔操作する「Q STEER」や、センサーで障害物を探知して自動走行する「Q-eyes」などハイテク化も進んでいた。
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