穴埋め問題を簡単に作れるWebサイト、「試験勉強に役立つ」と話題に 教育系IT企業のCTOが作成
マウスやタッチ操作で直観的に穴埋め問題を作成できるWebサイト「テストメーカー」が話題だ。Twitterでは「個人学習や試験勉強に役立つ」などの声が上がっている。
マウスやタッチ操作で直観的に穴埋め問題を作成できるWebサイト「テストメーカー」が話題だ。オンライン家庭教師のマッチングプラットフォーム「マナリンク」を提供するNoSchool(東京都文京区)のCTOを務める名人(@Meijin_garden)さんが開発したもので、Twitterでは「個人学習や試験勉強に役立つ」などの声が上がっている。
利用にはGoogleアカウントの登録が必要。画面内に文章を記入し穴埋めにしたい部分をPCならマウス、スマホなどではタッチ操作で選択するだけで空欄に変わる。空欄を再度クリックすることで元の文章に戻る。
管理画面上部の「保存する」から問題を保存し、友だちや生徒など他者にURLを共有できる。回答後はメニューの「採点する」で自動採点。問題の作成者は最大50件まで採点結果を確認できる。
他にも、文字サイズの変更機能や見出しをつける機能、エンジニアの学習などのためにコードブロックを挿入し、コード中の文章を空欄化する機能なども備える。画像の挿入にも対応しているが、うまく動かない場合も多いという。
作成者の名人さんに開発経緯を聞くと、学生時代の自身の経験が基になっているという。「自分でテストを作ってそれを解く勉強方法を実践していて、テスト作成ツールをWindowsのソフトで作ったことがあった。年末年始にそのことを思い出して、今ならWebでも同様のツールを作れるのではないかと考えた」と名人さんは話す。
今後は有料コンテンツとして、さらなる機能の実装なども検討しており「社会人やエンジニア、学生などの個人学習などに活用してほしい」(名人さん)と話している。
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