Nothing、初のスマホ「Phone (1)」をチラ見せ 背面はスケルトン仕様
英Nothingが同社初のスマートフォン「Phone (1)」の外観を披露した。同社は、Phone (1)を7月12日(日本時間13日)に発表予定。
英Nothingは6月15日(現地時間)、同社初のスマートフォン「Phone (1)」の外観を披露した。同社は、Phone (1)を7月12日(日本時間13日)に発表予定。
Phone (1)は、Androidベースの専用OS「Nothing OS」を搭載。5月30日には、リサイクルアルミニウムを採用したミッドフレーム、スケルトン仕様の背面、ワイヤレス充電、Qualcomm Snapdragonプロセッサを搭載すると予告していた。今回公開された外観写真からは、ホワイトカラーの筐体、デュアルカメラなどが確認できる。中央の円形のパーツはワイヤレス充電用のコイルとみられる。
Nothingは、中国のスマートフォン大手OnePlusを共同創業したカール・ペイ氏が2020年に立ち上げた新興企業。GV(旧Google Ventures)をはじめ、ケビン・リン氏(Twitch社共同創業者)、スティーブ・ハフマン氏(Reddit社共同創業者兼CEO)などから出資を受けている。特徴的なデザインなどは、シンセサイザー「OP-1」を生み出したスウェーデン企業「Teenage Engineering」と協業している。
同社は、21年2月に“Androidの父”と呼ばれる元Googleのアンディ・ルービン氏が立ち上げたスマートフォン企業「Essential」の知的財産を買収している。ただし、Phone (1)にEssentialの要素が組み込まれているのかは今のところ不明だ。
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