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ソニー、約4年半ぶりにビデオカメラ「ハンディカム」新モデル
ソニーから、約4年半ぶりとなるビデオカメラ「ハンディカム」の最新モデル「FDR-AX45A」が発表された。2018年1月に発表した旧モデル「FDR-AX45」の後継機で、9月30日に発売予定、価格はオープンプライスだ。
ソニーは6月21日、ビデオカメラ「ハンディカム」の最新モデル「FDR-AX45A」を発表した。2018年1月に発表した旧モデル「FDR-AX45」から4年半ぶりの新機種となる。9月30日に発売予定、価格はオープンプライスだ。
総画素数857万画素、1/2.5インチの裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」に、映像エンジン「BIONZ X」を採用。最大4K/30pでの撮影に対応(XAVC S収録時)する。光学20ズームレンズ「ZEISS バリオ・ゾナーT*」、空間光学手ブレ補正機能、5方向からの集音が可能な5.1chマイク(AVCHD収録時のみ有効)を搭載する。SDXCカードスロットの他、64GBの内蔵メモリーも用意されている。
スペックに関しては、FDR-AX45AとFDR-AX45に違いはなく、大きな変更ポイントとして、液晶パネルが広視野角タイプに刷新されている。型番も、AX45にAを加えたものであるため、マイナーアップデート相当と考えて良さそうだ。
民生用ビデオカメラは、スマートフォンの普及などから市場が縮小しており、キヤノンに続き、2022年2月にはビクターが撤退している。現在も販売している国内主要メーカーは、ソニーとパナソニックの2社のみとなっている。
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