蒲郡市、メルカリShopsで“マンホールのふた”出品 「マンホールの魅力を通じて下水道の役割知ってほしい」

メルカリグループでネットショップサービス「メルカリShops」を運営するソウゾウは、愛知県蒲郡市が市内で利用していたマンホールのふたを同サービス上で出品すると発表した。マンホールの魅力を通じて下水道の役割などを知ってもらうことが目的という。

[松浦立樹，ITmedia]

　メルカリグループでネットショップサービス「メルカリShops」を運営するソウゾウ（東京都港区）は7月12日、愛知県蒲郡市が市内で利用していたマンホールのふたを同サービスに出品すると発表した。マンホールの魅力を通じて下水道の役割などを知ってもらうことが目的という。出品日は15日、価格は3000円。

愛知県蒲郡市が市内で利用していたマンホールのふたを「メルカリShops」に出品

　ソウゾウと蒲郡市は連携し、メルカリShopsを通じてまだ使える粗大ごみを販売する実証実験を5月から行っている。今回出品するものも蒲郡市内で実際に使用していたが、更新工事のタイミングで廃棄処分となったものという。同社は「マンホールの魅力を通じて下水道の役割などを知っていただき、自治体の公共事業を身近に感じていただきたい」と説明している。

　ふたのサイズは約800（枠底部直径）×130（枠高）×680（枠上部直径）mm。購入者は決済後、平日に蒲郡市下水道浄化センターに取りに来る必要がある。重量が60〜70kgあるため、運搬には複数人が必要としている。