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Instagramのメッセージで問い合わせから支払いまで完結する「Payments in Chat」開始
Metaは、Instagramのメッセージのやりとりだけで小売業者のアイテムを購入できる新機能「Payments in Chat」を発表した。まずは米国で提供を開始する。支払い方法として、最近発表の「Meta Pay」を選ぶこともできる。
米Metaは7月18日(現地時間)、傘下のInstagramの新機能「Payments in Chat」を発表した。ユーザーは小売業者のInstagramを見て気に入ったアイテムについてメッセージで問い合わせ、会話の中で購入、支払い、発送確認までできるようにする仕組みだ。まずは米国で提供を開始する。
Metaが承認した小売り業者に限り、この機能を使える。小売業者側はメッセージで支払い請求ができる。支払い方法は、「Meta Pay」(旧「Facebook Pay」)で行えるとあるが、上の画像を見るとPayPalなど他の方法も利用できるようだ。
Meta Payを使う場合は、ユーザーはこの請求のボタンをタップすることで、メッセージを離れずに支払いを完了できる。
マーク・ザッカーバーグCEOはMeta Pay発表の際、このサービスを将来的には「メタバースのウォレットにする」と語った。
Metaは「ネットとメタバースの次のチャプターに目を向けるとき、手軽に支払えるPayments in Chatをより多くの人に提供することを楽しみにしている」と語った。
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