注目集まる「iPhone 14」をAIに予想してもらった トンデモiPhone爆誕(1/3 ページ)
「Stable Diffusion」や「AIのべりすと」などのAIサービスを活用して「iPhone 14」の見た目や価格を予想してみた。結果、出来上がったのは……。
米Appleが9月8日(日本時間)にオンラインイベントを開催する。同社は例年、この時期に新型iPhoneを発表することもあり、新モデル「iPhone 14」に期待が集まっている。当日が待ちきれない人もいるだろう。
そこで、本記事では話題の画像生成AIをはじめとしたAIサービスを活用し、iPhone 14の外見やスペック、価格を予想してみる。真偽の怪しいリークなども出回り始めたいま、大量のデータを学習したAIは、未公表のiPhone 14をどんなスマートフォンだと予想するのか。
ノッチは? カメラは? 「Stable Diffusion」で見た目を予想
まずは、英国のAIスタートアップがオープンソース化した画像生成AI「Stable Diffusion」で、iPhone 14の見た目を出力してみる。ローカルに実行環境を用意し「iPhone 14,Apple」とだけ入力して画像を生成してみた。
何度かトライしてみたが、ベゼルが広くホームボタンがあるものとそうでないものがだいたい交互に(もしくは同時に)生成された。もしかして2種類を同時に展開するのかもしれない。
恐らく、AIは正面から見たiPhoneの画像として「iPhone 8」のようなベゼルの広いモデルと、「iPhone X」などベゼルの狭いモデルを同程度に学習しているのだろう。ただ、たまに狭いベゼルにもかかわらずしずく型のホームボタンを備えたAIが予想するiPhone 14も出てきた。
アウトカメラなど、背面はどうなっているのかも気になる。今度は「iPhone 14,Apple,back」と入力し、何度か出力してみた。
こちらはトリプルレンズで確定のようだ。カラーは少なくともホワイトとブラックの2種類があるらしい。恐らく、学習元として「iPhone 11/12/13 Pro」シリーズの影響が強いのだろう。確かに、カメラ部分だけを抜き出した画像をよく見かける。
関連記事
- このAI絵画のタイトルは何だ? 「Midjourney」お題当てクイズ
ITmedia NEWS編集部で、画像生成AI「Midjourney」が出力したイラストの“お題”を当てるクイズをやってみた。AIの性格を理解する力、適切に指示する力は今後も重要なスキルになるかもしれない。 - 「AIひろゆきに適当なことを喋らせよう!」 無料のジェネレーター公開 本人公認
AI音声合成サービスを提供するCoeFontが、AIで再現したひろゆきさんの声に好きな文章を読み上げさせられるジェネレーターを公開した。利用料は無料。同社の技術を周知する取り組みの一環という。 - AIに記者の仕事は奪えるか? ニュース記事を代筆してもらった
近年、自然な日本語を生成できるAIが続々登場している。今回記者は、AIにニュース記事を代筆してもらう実験を行った。いい結果を導き出すには“対AI用コミュニケーションスキル”が重要になる。 - 「Stable Diffusion」の画像生成力ならヘタクソマンガ家の助けになるか?
「Midjourney」が話題になってから注目を集めている画像生成AI。8月下旬には「Stable Diffusion」が登場しました。ボクも早速デモサイトを利用してみました。 - 新型iPhone発表か Apple、9月8日午前2時からスペシャルイベント開催
米Appleは、9月7日午前10時(日本時間9月8日午前2時)から、スペシャルオンラインイベント「超えよう。」を開催する。例年9月はiPhoneの新モデルが発表されており、今回のイベントも新型iPhoneがお披露目される可能性が高い。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.