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コラム

注目集まる「iPhone 14」をAIに予想してもらった トンデモiPhone爆誕(3/3 ページ)

「Stable Diffusion」や「AIのべりすと」などのAIサービスを活用して「iPhone 14」の見た目や価格を予想してみた。結果、出来上がったのは……。

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これがAIの考えるiPhone 14だ!

 ここまでに出た情報をまとめてみる。Stable DiffusionとAIのべりすとによれば、iPhone 14はこんなスマホらしい。

  • iPhone 8のようなベゼル・ホームボタンを備えたモデルと、ホームボタンがなくベゼルも狭いモデルがある
  • ベゼルの狭いモデルもノッチは存在する
  • カメラはトリプルレンズ。カラーは少なくともホワイトとブラックがある
  • 液晶ディスプレイでWi-Fi版がある。価格は4万円弱〜5万円強
  • Touch ID復活
  • ストレージは64GB〜256GB
  • 発売に合わせ、iPhone 7以降の旧機種のサポートを打ち切り

 振り返ってみると、どれも数世代前のApple製品に関する情報の焼き直しにみえる。そもそもAIは既存の情報を基に文章や画像を生成しているので、新しい要素が出にくいのは当たり前かもしれない。もし本当に新しいiPhoneを予想したいなら、うわさやリーク情報などを基に「○○という機能を搭載するといううわさが多い」などと統計的なアプローチを取る方がいくらか建設的な可能性もある。

 ただ、AIごとの時事性への強さは見えてきた。Stable Diffusionがトリプルレンズを強調していたり、AIのべりすとがiPhone 8やXを強調していたりしたように、AIが「iPhone」といわれて差し出す情報には違いがあった。入力するキーワードによって変わる可能性もあるが、時事性への強さ弱さは競合サービスとの差別要素の一つかもしれない。

 最後に、9月5日に公開されたばかりの「おしゃべりひろゆきメーカー」を使って、AIの予想にコメントをもらった気分になってみた。

 おしゃべりひろゆきメーカーはAI音声合成サービスを提供するCoeFont(東京都港区)が公開した無料のジェネレーターだ。「2ちゃんねる」の開設者として知られる西村博之(ひろゆき)さんの声を再現したAIに、好きな文章を読み上げさせられる。

 果たしてAIの予想は当たるのか。“AIひろゆき”のコメントは……。

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