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使って分かった新型「AirPods Pro」のスゴさ 見た目は一緒でも“大幅進化”した中身に迫る(4/4 ページ)

世界で最も売れている完全ワイヤレスイヤフォン「AirPods」の上位モデル「AirPods Pro」に新型が登場した。すでに完成度が高い製品で「これ以上、第2世代で何を進化させるのか?」と思っていたら、そこには、さらなる驚きの進化が待っていた。

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単体でボリューム調整も可能に

 話がかなり脱線したが、iPhoneを含むアップル製品の音をつかさどる周辺機器として第2世代のAirPods Proは素晴らしい進化を果たした。

 マイク性能も向上しており、ビームフォーミングにより周囲のノイズを拾いにくくなっているそうだし、現に風が強く吹いている状態でも、電話口の向こうの人には風切り音は聞こえないとのことだった。

 また、軸の部分に設けられたセンサーは性能が向上しており、クリックによる「再生/一時停止/着話」、長いクリックによるノイズキャンセリングの「オン/オフ/外部音取り込みの切り替え」に加え、ボリュームのコントロールも可能になった。軸の部分を上下にさすることで、ボリュームのアップダウンが可能だ。

 ただし、髪の毛や指以外の皮膚が触れても勝手に反応することはない。指での触り方を機械学習を使ってデータ化したのだそうだ。


軸の部分を上下に触ることで、ボリューム調整が可能になった

価格だけの価値はある

 円安の関係もあり、3万9800円とお安くない(USでは249ドル)が、価格だけの価値はある。ストラップホールやスピーカーの追加など対策が施されたものの、紛失や破損のリスクが高い商品ではあるため、4600円はかかるが「AppleCare+」の追加保証には入った方がいいだろう。

 興味のある方は、ぜひApple Storeなどで試してみていただきただい。

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