ニュース
AWS、日本リージョンに約3480億円の設備投資 22年単年で これまでのGDP寄与は1.3兆円規模に
AWSが日本への投資総額を公開。設備・運用投資の総額は、11年〜22年まで計1兆3510億円程度になる見通し。2022年単年では3480億円になる見込みという。
アマゾンウェブサービスジャパンは10月11日、米Amazon Web Servicesから日本への投資の総額を公開した。2011年に開設した東京リージョン、21年に開設した大阪リージョンへの設備・運用投資の総額は、11年〜22年までで計1兆3510億円程度になる見通し。2022年単年では3480億円になる見込みという。
同社はこの11年間で、AWSによる日本の国内総生産(GDP)への寄与は1兆3060億円規模に上っていると強調。社外ベンダーに2万人規模の雇用効果を生んでいるなどとし、日本経済への貢献をアピールした。
外資クラウドベンダーによる投資を巡っては7日、米Googleが日本のネットワークインフラに約1000億円を投資すると発表。千葉県印西市に同社初となる国内データセンターを開設する方針などを明らかにしている。
関連記事
- Googleが日本に約1000億円投資、ネットワークインフラ増強へ 2024年に千葉でデータセンター開設
Googleが日本のネットワークインフラに約1000億円を投資すると発表した。今後、日本とカナダを結ぶ海底ケーブルを開設する他、千葉県印西市に同社初の国内データセンターを開設する。 - 日本政府の共通クラウド基盤に「Azure」「Oracle Cloud」追加 またも国産サービス入らず
デジタル庁が、日本政府の共通クラウド基盤「ガバメントクラウド」として、新たに「Microsoft Azure」と「Oracle Cloud Infrastructure」を採択。公的個人認証サービスの提供や、同庁による調査研究などに活用する。 - 政府共通のクラウド基盤、国産サービスの応札は「なかった」 河野大臣がコメント
デジタル庁の河野太郎大臣が、日本政府の共通クラウド基盤「ガバメントクラウド」について、2度目の公募に国産サービスの応札がなかったと発表した。採択したのは全て外資系のサービスだった。 - 手を動かして学べるAWSの日本語講座まとめ AWS日本法人が公開 165コンテンツを一覧に
AWSジャパンが、クラウドサービス「Amazon Web Services」やその周辺サービスのハンズオンをまとめたページを公開した。掲載しているのはいずれも日本語のコンテンツ。「AWSの学習のきっかけとして用意した。活用してもらえると幸い」という。 - AWSが初のテレビコマーシャル きょうから
AWSジャパンがテレビコマーシャルの提供を始めた。同社初の取り組みという。「AWSがどのように日本のビジネスを支援しているかをテレビコマーシャルで表現する」としている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.