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ハイアールの炊飯器に発煙・発火のおそれ、使用中止求める 重大製品事故も5件

ハイアールジャパンセールスは11日、5.5合炊きの炊飯器「JJ-M55D」に発煙・発火の可能性があるとして無償交換を行うと発表した。ユーザーには使用の中止を求めている。

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 ハイアールジャパンセールスは10月11日、5.5合炊きの炊飯器「JJ-M55D」に発煙・発火の可能性があるとして無償交換を行うと発表した。ユーザーには使用の中止を求めている。


「JJ-M55D」。型番を記した定格銘板は背面にある。型番の末尾がAやBの製品は対象外

 対象は2018年11月から22年4月に販売したマイコンジャー炊飯器「JJ-M55D」全製品。型番は製品背面の定格銘板に記載している。13年から16年に販売した「JJ-M55A」や15年から18年に販売した「JJ-M55B」は対象外。

 原因はヒーター用リレーの接点不良。炊飯器が異常加熱し、焼損事故につながるおそれがある。9月に秋田県で発生した火災事故を始め、消費者の命や体に重大な危害を及ぼす“重大製品事故”と判断されたケースが5件あったという。

 ハイアールジャパンセールスは、中国ハイアールグループの日本における販売会社。2002年の設立以来「Haier」ブランド製品の輸入/販売を担当している。


消安法施行令および施行規則における重大製品事故の規定(経済産業省のWebサイトより)

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